-となりの嶺は白く見える-

咲-Saki-シリーズ(咲-Saki-・シノハユ・怜-Toki-)の感想を主にしているしがない小さなブログです。 文章力が皆無な管理人が作品が好き!!ということだけでやり始めました!

2020年01月

おそらく、BGが発売される24日の夜は
感動と興奮でいっぱいいっぱいの管理人だと思います...。

お正月を迎えたと思ったら、
あっという間に1月後半ということで。

あれ、こんなに時が経つのが早いのか...。

そうなると1年なんて、あっという間なんですね...。

時間は大切に!ですね。


あっ、忘れてました。

あけましておめでとうございます。
今年もどうかよろしくお願いします。


↓ネタバレ注意!!
















【 あ ら す じ 】
「『本当の友達』になりたい 」

林間学校初日の夜。クラスのみんながキャンプファイヤーで楽しんでいる中。
清水谷竜華と園城寺怜は、湖の畔に座っていた。
その湖はまるで、本当の海のように思えるほど大きな湖だった。

竜華には怜に伝えたい大事なことがあった。
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しかし、そのことを言うことに悩んでいた...。

そんな時、園城寺怜が目の前に広がる湖について
「地元では『うみ』って呼ぶんやって」

たとえ、それが本物ではなくても、そう呼ばれているのなら
それはまさしく『本物』であるということ。

それを聞いた竜華は、今まで悩んでいた事がまるで無かったかの如く
「『本当』の友達になってほしい」
そう園城寺怜に告げた。
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迷っていた竜華に対して、
怜からしたらもうとっくに『本当』の関係にあったという。




怜はアルバムを眺めていた。
その中には、あの林間学校の写真もたくさん貼ってあった。

竜華のおばあちゃんの家にいた2人。
そんな2人にとって明日は大事な日だった。

中学校の入学式。
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新しい生活を歩み始めた2人。
入学式を終えた2人は教室に戻ろうとした時。
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————————————————————————————

【 感 想 】
小学生編終了!
えっ!?



〇 一歩歩み始めた日

最初は『偽物の友達』だった2人も、いろいろな事を経験して
今回のお話で『本当の友達』になれましたね。

「偽物」でも、そう呼ばれているならそれは「本物」。

この言葉が、もしこの先竜華ちゃんに残り続けて
今度は誰かを救うようなことがあれば...。



〇 別れと出会い

長かった小学校も卒業し、ついに中学校!

6年生回がなかったのはすこし残念でしたが、
アルバムという形で見れたのは良かったです。


アルバムという形だったからこそ、
いい6年生を過ごすことが出来たっていうのがあるのかもしれないですね。


そして、中学校の入学式。

葉子ちゃんと進士ちゃんとは別のクラスになっちゃいましたが、
隣のクラスでとりあえずは良かったですね。

そんな時に訪れた、告白!?

まぁ、江口さんです。

さて、この告白の真相はなんでしょうね。



ということで今回はここまで。

無事本当の友達になれた怜ちゃんと竜華ちゃん。

小学生編はそれを境に、卒業という形で終了でしたね。

小学生編が『友達』という形を作る場であったのなら、
中学生編は『何を?』形作る舞台なのかな。

高校生編はみなさまが知っているような、
2人の関係が出来上がっているので言う必要もありませんね。

他にあるのなら、怜ちゃんの「未来予知」についても何かしら進展。
または、動きが出てくるのか否や...。



それでは最後までありがとうございました。
底辺クラスの「咲-Saki-」好きな私ですが、今年もどうかよろしくお願いします。















竜華ちゃんは林間学校での怜ちゃんの写真を
しっかり買っていたという。
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「寒い…。」

太陽に手が届きそうに思えてしまう山の上。
雲一つない快晴の天気ではあっても、寒さは麓よりも冷え込んでいた。

「大丈夫?」
「うん、ありがとうお姉ちゃん。」


宮永咲と姉の宮永照が訪れたのは、長野にあるスキー場だった。
昨夜はまったく眠れなかった咲は、行きのバスの中ですっかり眠ってしまっていた。


「大丈夫だよね...?」
「うん?どうしたの?」
「スキー用具のレンタルできるって書いてあったけど...大丈夫かなって...。」
「大丈夫。だってほら。」


照が指をさしたところには『レンタルコーナー』と書かれた案内看板があった。


「よかった...。」
「もしかして、咲。それが気になって昨日眠れなかったとか?」
「違うよ!今日が楽しみで眠れなかったの!」
「そう、だからバスの中で寝ちゃってたんだ。」
「もう!お姉ちゃん!」
「ごめんって。」


山の上で冷え込んでいる場所でも、2人の間では暖かくなっていた。
無事レンタルコーナーでスキー用具を借りた2人。


「思っていたよりも、結構しちゃったねお姉ちゃん...。」
「でもその分、今日を楽しめばいいの。」


スキー板を手に持った2人は、さっそくゲレンデに向かうとそこには大勢のスキー客が。
「わぁ! すごい人。」


シーズン中に加え、長野のスキー場ということでかなりのスキー客が訪れていた。
特に多いのが親子連れと思われるスキー客。
子供にスキーを教えるのに、比較的平らな場所で教えている姿が多くあった。

「ほら、行くよ咲。」
「あっ、待ってよ!お姉ちゃん!」


いつの間にか先に行っていた照の後を追う咲。
今日という1日を思う存分楽しもうとしていた咲だったが...。



「ど! どうやって止まるの!? これーーー!」
「足を八の字にしてみーーー。」

「したけど、止まんないよーー!!!」
「もっと八の字にするのーー。」

「わぁ!お姉ちゃんー!」
「ちょっと!咲!?」

ドン!!
少し離れて向かいあいながら練習をしていた2人...。

「いたた...。大丈夫...お姉ちゃん...。」
「私の方は大丈夫だけど...咲は大丈夫?」
「私は大丈夫...。ごめんね、お姉ちゃん...。」
「いいの咲は。スキー初めてなんだし。」
「そうだけど...。」
「ほら、立って。滑り方とか教えてほしいんでしょ?」
「いいの?」
「いいの。止まれるまで練習するよ。」
「うん!」

そうして、何回も何回も練習を繰り返していった咲と照。

「だんだん止まれるようになったし、滑りも上手になってきたね咲。」
「でも...。」

ここまでなるようになるまで、かなりの時間が経ってしまっていた...。
太陽もいつのまにか西に向かって傾いていた。
バスの時間とかもありそろそろ帰る時間となってしまっていた...。

「もうそろそろで帰らないといけないね。」
「...。」
「どうしたの咲? もしかして楽しくなかった?」
「楽しかったよ!ものすごく!」
「だったらいいんじゃないかな。もし次来るようなことがあれば、それまで今日やってきたこと忘れないでいればいいんだし。そしたら次はもっと楽しめると思わない?」
「そっか、また次来れればいいんだよね。」
「そういうこと。じゃあ、借りた物返しにいこう。」


借りたスキー用具を返した2人。
バスが来るまで時間があった為、今日あったことなどを2人で楽しく語りあって待っていた。

それはバスに乗っても続いていた。
2人で楽しく話ていたのだが、いつの間にか咲は寝てしまっていた......。

「今日はいろいろあったからね。おやすみ。咲。」







「うーん...。寒い...。」

目を覚ました咲。
昨夜は冷え込むからと、少し着込んで寝たのだが予想以上に少し冷え込んでいた。

「あっ、もうこんな時間!?」

あまりにも気持ちよく寝てしまった為か、少しだけ寝坊をしてしまっていた。
急いで着替え、台所に向かっていった。

TVをつけ、朝食の準備を始める咲。
TVでは、今日のお天気コーナーがちょうど始まろうとしていた。




『それでは、今日2月1日のお天気は――――』






【あとがき】

カレンダーには存在しない日。
たった数時間とはいえ、咲には存在した長い1日。

咲の中の照は、1巻の時の照のイメージが強いかなってことでそれをイメージしたのはいいんですが...。
あまりにも資料が少ないというか...。
あと、咲と照のスキー熟練度がいまいち分からないので、照が+1.5、咲が0をイメージしてます。

咲の中の人は、かなり得意みたいですが。

夢って面白いですよね。
寝ていたのが数時間とはいえ、夢の中では1日過ごしていたとか。

みなさんもあるんじゃないかな~って。


前に書いたSSはあまりにも長すぎたので、今回は短めに。
前と同じで少し読みづらかったと思います。
それでも読んでくださった方ありがとうございました。

それでは、また。





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